1951-10-17 第12回国会 参議院 郵政委員会 第1号
○国務大臣(佐藤榮作君) これは組合專従者は、私が鉄道にいます時分は、鉄道には非常に多かつたのでありまするが、その後よほどその行き方については各省とも批判を受けまして、その数はよほど減つて参つておると思います。
○国務大臣(佐藤榮作君) これは組合專従者は、私が鉄道にいます時分は、鉄道には非常に多かつたのでありまするが、その後よほどその行き方については各省とも批判を受けまして、その数はよほど減つて参つておると思います。
勿論政党の如何、或いは労働組合、職員組合運動、そういうふうなこと、組合專従者というようなことを以て整理の対象にするという考えはないのでありまして、法律上許されている範囲内の行動に対しまして、偏見を以て整理するなどということは最も戒しめなければならんことと存じます。
それから又組合專従者で整理されたものも相当あるという実際の状態になつておるのではないかと思うのですが、その点につきまして長官としてはどういうお考えを持つておりますか。
実例を申し上げますと、この法案とうらはらをなすように、実際に日本火薬におきましては、工場労働者が工場の内外に出入するにあたりまして、その身体検査をやる、あるいは工場がはねまして、工場から出て来る場合には、三十分間以内に工場から出てしまわなければならない、こういう労働者を束縛する規定を工場主の方から押しつけて来ておるし、また関東電気におきましては、組合專従者は工場の中に立ち入つてはならないというごとき
処分説明書としまして、「昭和二十二年初頭より組合專従者となるまでの間に於て正規の許可なく屡々任地を離れ職務を放棄して義務に違背し、且職務を怠るなど教員としてふさわしくない行為があつたので官吏懲戒令第二條第一号に該当するものと認定したものである。」
第五には、たとえば組合專従者が不当に馘首されておるというような問題について十分折衝いたしまして、これを公共企業体労働関係法違反として告訴するなり、告訴して首が助からないまでも、われわれとしてはむしろ告訴に至らざるうちにこの取消しを迫るというようなこと。こういう以上申し上げました五つの点を私は当面の主目標として、一日も早く團体交渉を開始したいという念願に燃えております。
私は、こういう点から、日本の現在置かれている経済再建への最大の力の一つとして労働者諸君の強力を求めるという点から、最も適切妥当と信ずる立場において、現在組合專従者をある程度、過渡的な事実としてこれを認めることが必要である、かく考えておれます。